「物流業界に興味があるけれど、志望動機がうまく書けない……」
そんな悩みをお持ちのあなたへ。
この記事では、物流業界の職種理解を深め、採用担当者の心を掴む志望動機の書き方を具体的な例文を交えて解説します。
記事を読めば、あなただけの魅力的な志望動機が完成し、内定にぐっと近づくはずです。良い物流会社の内定を掴み、やりがいある仕事を始めるための参考にしてください。
物流業界とは？ 私たちの生活を支える「縁の下の力持ち」
物流業界は、様々な「モノ」を生産地から消費地までを結ぶ、社会にとって必要不可欠な業界です。
ECサイトの利用増加やグローバル化の進展に伴い、物流需要は年々増加しています。
今後も安定した成長が見込まれる、将来性抜群の業界と言えるでしょう。
物流業界の職種徹底解剖！自分にぴったりの職種とは？
物流業界には、実に様々な職種があります。
【物流業界の職種】
・物流プランナー
・輸送
・物流事務
・保管
・荷役
・包装
・流通加工
・情報管理
主に6種類あります。くわしく説明します。
① 物流プランナー
物流プランナーは、トラックの手配やお客様と話をして最適な配送方法を取り決めるのが役割です。要望を上手く聞き取ったり、運転士に的確に配送方法を指示したりと、コミュニケーション能力が求められる職種です。
② 輸送
トラックドライバーとして荷物を運ぶ仕事です。比較的体力が求められます。
③ 物流事務（バックオフィスセールス）
「バックオフィスセールス」といった、運転士や物流プランナーなど多職種をサポートする事務の仕事もあります。来客対応や電話対応も行う仕事で、きめ細やかな対応が求められます。
④ 保管
保管とは、倉庫や物流センターなどで商品や荷物を預かり、管理する仕事です。商品や荷物を適切な環境で保管し、必要に応じて発送するまでの流れをスムーズにできるよう整える役目を担っています。
⑤ 荷役
荷役とは、倉庫や物流センターでの荷物の積み下ろしや運搬、入出庫、ピッキング、仕分けなどを行う職種です。
作業は「荷揃え」「積み付け・棚卸し」「運搬」「保管（棚入れ）」「仕分け」「集荷」の6つに分かれ、それぞれの作業が物流の生産性や品質に大きな影響を及ぼします。
⑥ 包装
包装とは、管理業務の1つで、出荷前の荷物を包装する仕事です。荷物の形や特性に合わせて梱包材を選び、輸送途中で破損が起きないように梱包します。
消費者の手元まで品質を維持したまま商品を届けるために、なくてはならない工程の１つです。
包装には、荷物の保護という側面のほかに、荷物を運びやすくする役目もあります。
⑦ 流通加工
流通加工とは、商品の出荷前に行う値札付けやラベル貼り、検針、箱詰め、袋詰めといった流通の工程の中で行われる加工全般のことをいいます。
物流業界の志望動機作成の3ステップ
いよいよ物流業界への志望動機の書き方について解説していきます。以下の3ステップを意識すれば、より採用されやすい志望動機を作成できます。
ステップ1：なぜ物流業界で働きたいのか
業界全体への興味関心、将来性、社会貢献性などを具体的に説明しましょう。自分の経験やスキル、強みと関連付けることで、説得力が増します。
(例) 私は幼い頃から、たくさんの商品がお店に並び、人々の生活を支えている物流の仕組みに興味を持っていました。EC市場の拡大など、物流業界は今後も成長を続けることが予想され、社会に貢献できる仕事に就きたいと考えています。
ステップ2：なぜその会社を選んだのか
企業理念への共感、事業内容への興味、社風への魅力などを具体的に伝えましょう。他の会社ではなく、「なぜその会社でなければならないのか」を明確してください。
(例) 貴社は地域密着型の物流サービスに強みを持ち、地域の人々の生活を支えている点に魅力を感じています。私も、生まれ育った地域に貢献できる仕事がしたいと考えており、貴社であればその想いを叶えられると確信しています。
ステップ3：入社後、どのように貢献したいのか
最後に熱意をアピールしてください。具体的な仕事内容やキャリアプラン、将来の夢などを交えながら書くのがおすすめです。
企業の求める人物像を事前に理解し、「入社してすぐに活躍できる人材だ」と思ってもらえるよう意識しましょう。
(例) 入社後は、倉庫内作業員として経験を積み、将来的には物流管理の知識を身につけて、より効率的で安全な物流システムを構築したいと考えています。
持ち前の責任感と丁寧な仕事ぶりを活かして、お客様に喜んでいただけるサービスを提供していきたいです。
物流業界の志望動機例文1
【物流プランナー】
子どものころ、いつも我が家に荷物を運びにくるトラックドライバーがいました。いきいきとしえ笑顔に、あこがれたのを覚えています。物流に仕事にも興味を持ち調べていくなかで、物流プランナーの職種を知りました。サポートを主な役割とする物流プランナーは、「自分が主役になるのではなく、誰かを陰で支えたい」性格を持っている私に向いていると考えます。
地域に根差す貴社で、生まれ育ったこの地の物流を陰で支えたいと思い、志望しました。また、私の強みはコミュニケーション能力です。物流プランナーは、トラックの手配やドライバーとの打ち合わせなど、コミュニケーションが求められる職種だと思います。強みを活かして、よりドライバーの方が気持ちよく働ける環境を作っていきたいと思います。
【物流事務】
私は前職では、飲食店で営業職を担当してきました。これまで培ってきたコミュニケーション能力と調整力を活かして、昔から興味のあった物流業界で、新たな挑戦をしたいと考えています。
魅力的な物流業界は多くありますが、貴社の「社員一人ひとりの成長を大切にする」という社風に、大変魅力を感じております。安全で効率的な運行管理業務に、貢献していきたいです。
魅力的な会社を見つけるには？
物流業界を目指し、志望する企業が決まっている方も、まだこれからという方も、可能ならば企業研究は徹底的に行うのがおすすめです。
企業のホームページや採用情報はもちろんのこと、会社説明会や企業訪問にも積極的に参加し、自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じていきましょう。
企業研究のポイントを紹介します。
【企業研究のポイント】
・企業理念が自分の価値観と合致しているか
・事業内容や実績がどのような事業で社会に貢献しているのか
・社風や雰囲気はどうか、働きやすい環境かどうか
・待遇や福利厚生はどうか、 自身のライフプランに合っているか
まとめ
この記事では、物流業界の職種紹介、志望動機の書き方、企業研究のポイントについて解説してきました。
ポイントを踏まえて作成した志望動機は、きっとあなたの強力な武器になるはずです。私たち山梨通運も、現在一緒に働く仲間を募集しています。
女性でも働きやすい会社ですし、社内サークルも活発で楽しく働けるのが山梨通運。
物流業界で働いてみたいと考える人はもちろん、現在の業種からの転職を検討している人も、下のリンクより、ぜひお気軽にお問い合わせください！
